【理想の営農スタイル】どんな農業がやりたいのか 2024ver.

就農の軌跡

まるほしです!

新規就農ブログを立ち上げた頃の2022年に一度書いたこのテーマ、最新版です。

一口に農業(耕種農業)といっても、本当にいろいろなやり方がありますね。また、働く時間すらも自分で操作できる、というような「働き方」の部分を全くイメージしていませんでした。

当時は農業の現場も全然知らなくて、想像のままに書いたんだと思いますが
2年経って現場経験はもちろん、さまざまな農業の価値観を知ることができました。


現在の年齢が25歳。
現実的に就農に向かって進み始めた今、もう一度このテーマで書いていきたいと思います。


「どんな農業がやりたいのか」!!

When いつ

雇用就農でこの夏に農業者デビューを叶えました。

今後は”研修”を受け入れてくださる「個人農家」さんを探そうと思います。

農地の取得や資金の借入れなどの手続きの際、どうしても現場での生産経験が問われ、その作物を育てられることを証明できる必要があるとのことです。

そのため、実際の生産現場で生産技術を身に付けるための経験を積みます。


一般的に独立前の研修期間は1~2年とされており、それでいうと27歳ですね。


しかし、農地を確保するのも簡単じゃないと知りましたw

色々な手続きが順調に終わる前提で、2年後の就農を目指します



ちなみに、2年前の記事では令和6年、つまり今年には独立してる予定でした。

おもしろいですねぇ()


Where どこで

就農する地域が全く定まっていなかった2年前と比べて、今はもっと現実的になりましたね。


生まれ育った関西を離れ、現在は静岡県浜松市に移住してきております

就農を視野に入れてこの地域に引っ越してきているので、愛知県東部から浜松市の範囲での就農になる予定です


就農地を絞れたことがこの2年で一番大きく進歩した部分かもしれない。


なぜ浜松市なのかはプロフィールでサラっとですが書いてます^^

Who 誰と

ここも少し具体的になりました

理想の営農スタイルの部分にも通ずるのですが、僕の理想は家族での農業という形なのかなと思っています

といっても実家は関西なので離れていますね

恋人がいるのですが、一緒に農業をして暮らしていけたらいいなと思ってます。

今年の初め、とある施設花卉農家を訪れたのですが

ご夫婦で農業に従事されており、調製作業をお二人でされている姿がありました。

サラリーマンであれば、出勤してから帰宅までは家族と会わないのがほとんどですが、、、



日常の仕事すらも家族で一緒にいられる

こんな形を叶えられるのも農業ならではですよね!
憧れました。


子どもが学校から帰ってくるのを迎えられたり、飼い猫が作業場の横を散歩していたり。。w

豊かだな~、素敵だな~って!
見ていて思いましたね。


一人で農業をやるという想像


気になる2年前のイメージはというと、、、

一人でやる、という想像をしていたみたいですね。
当時彼女いなかったし←

今、実際に農業を仕事にしていますが
地道な作業というのが本当に多いと感じるんですよ

1日の限られた時間で、全部の面積を見るのが「無理、、!」
ってなる姿が容易に想像できます

二人いたらそれぞれの作業が半分の時間で進んでいきますね。


また、収穫→調整→納品 といった日々の作業も、一人だと順番にこなさないといけないのに対し、
二人いれば分担ができます


「二人いる」ことはその言葉以上に効率的な選択なんじゃないか、という仮説です。

What/Why 何を/なぜ

これは、

何を(品目) なぜ(目的)
の部分かと思いますが、それぞれ別の記事で出しているので省きます。

それぞれ1つの記事になるくらい、目標が具体化できてるってことですね!
えらいじゃん自分!

How 理想のスタイル

100人の農家がいたら、100通りのやり方があるって話をどこかで聞いたことがありますね。

色々な営農スタイルがある中、
自分の納得するやり方を選んで確立させていくことが、自営農業の醍醐味といえるでしょう。

大規模な雇用 < 家族主体

性格的な部分もありますが、
「たくさん人を雇って会社を大きくしていこう!」みたいな考え方よりかは、

「そこまで大きくなく、家族を中心に豊かさを目指せたらいいかも」

こっちの考え方のほうが近い気がしています。

人を雇えば大きなお金もかかってきますし、規模感を見誤って経営が手に負えなくなったりしたら本末転倒。

長時間労働 < メリハリのある働き

雇用就農して働いていますが、会社員という括りの中では労働時間の長いほうだと思います。

これ、実際に電卓叩いて時給を出してみたんですよ。

最低賃金を200円下回っていました w

それに対して、新規就農者の体験談などを読んでいると、


「大体8時から5時の間働いていて、家族との時間が増えました」

こんなお話も出ていたりするんですね


働く時間は少なければ少ないほどいい!とか、
決めた時間以上働くのはイヤだ!なんて全く思ってません。が、

今の仕事をする中で
人生の豊かさが損なわれていると感じるスタイルは、自分には向いてない


つくづく感じています

自分で経営をするのに、わざわざ合わないスタイルをとる人って少ないんじゃないですかねw

労働時間に関しても、自分の納得できるスタイルを形作っていければと思います



※品目によっては、繁忙期/閑散期の振り幅が大きいのも農業の特徴ですね

今の仕事でとうもろこしの繁忙期を経験し、イメージもついてます
こういった波の中で仕事をするのも農業ならではだし、むしろやりがいにつながりますよね。


要は、その波も含めてコントロールしていくのが自営農業だと思います

「生産性」を意識

とある農業経営本に書かれていたポイントです

先ほどの時給の話もそうなのですが、自分の労働 “時間” に依存した経営は、
どこかナンセンスだなって思っちゃうんですよね。

結局のところ農業生産は人の労力に依存しますし、自分たちが働いたら働いた分だけ生産活動は回せます

ですが、



・今より労働時間を増やさないと生活が回らない
・販売先に単価を下げると言われて泣く泣く従うしかない
・究極的には自分で経営してるのに最低賃金に満たない


ないないづくし

こんな状態って「健全な経営」とは言えないですよね。

自分で農業をやることを選択しているからには、こんな状態は何としても避けたい。



この場合の「生産性」が何なのかというと、「単価を保つ・高める工夫」だと思っています。


収量の増減が時給・年収に”もろに影響する”状態を、経営の工夫によってなくしていくべき。

キーワードとしては、
付加価値を意識
対等な販売経路を獲得

こんなイメージです。

実際には工夫というよりむしろ、経営の見せどころだとも思ってますけど!笑

SNSを活用


今の時代ではどの分野でも言われてますね。

実際に今いいなと思ってみている生産者さんはインスタの更新頻度も高かったり、今どきのTik Tokも取り入れたりされてました、、!


SNSが扱えることは僕ら世代の特権でもありますし、
発信対象も、それこそ今後の10代、20代はSNS利用率100%でしょうw


そこから広がる可能性は無限大です

現に僕もブログでの発信に取り組んでいます

特に花卉であればビジュアル面での幸福感に訴えかける要素が強く、SNSとの相性がいいようにも思えますね

今後も意識的に発信していきたいです!

まとめ

以上、理想の営農スタイル・叶えたいカタチ についてでした


2年前からこれだけ具体化が進んだことにあらためて驚きですね笑

過去からの変化・成長はやっぱり記録するからこそ実感できる部分です

実際の就農はまだまだこれからなので、想像したこと、ポジティブな気持ちというのは今後も積極的に言語化していこうと思います✌


また!












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