会社に縛られている人に見てほしい 独立を意識して起こった心境の変化

はちさんかわいい まるほし雑記

こんちゃ、まるこしです!

農家になりたいと思うようになってから、サラリーマンに縛られていた頃には考えもしなかったマインド面での変化があったので、この感覚が新鮮なうちに文字にしておきたいと思います。
現在進行形の話です。
農家に限らず、独立や転職、新しい生き方を考える方に当てはまることだとおもいます。
会社に縛られていて窮屈に感じているサラリーマンの方が、これを見てちょっとでも楽になってくれたらいいなと思います。

上司との距離感を保てるようになった

普段の過ごし方で一番変わったところはここです。会社の人間関係に振り回されにくくなり、ある意味強いメンタルを持てるようになりました。

入社した時に指導係の上司が付いたのですが、会って初日に苦手意識を持ちました。笑
少しのミスでねちっこく怒られたり、感情的に怒鳴られたりすることが度々ありました。そのくせ機嫌がいいときは急に馴れ馴れしくなったり。。怖い人、不気味な人という印象でした。

学生の頃は嫌いな人との関係はその場で断ち切ってしまえばそれでよかったことです。社会人とのギャップにまんまと打ちのめされていましたね笑

独立が頭になかった時は、これからもずっとこの上司の機嫌を取りつつ仕事を教わらないといけないことを思うたびに、苦痛を感じていました。
ところが農家として独立するという将来を望むようになってから、そんな窮屈さは感じなくなりました。
吹っ切れたというか、何を言われても堪えなくなったのです。
自分の世界はこの職場だけじゃない。自分に関わってくれる人はこの上司だけじゃない。
(生意気ですが)上司のことが眼中になくなりました

上司の機嫌に囚われず自分の意志に基づいて行動する。その結果お小言を言われてもすみませんと謝るだけ。気持ち的には本当に楽になりました。

ただ、ある程度外の世界に目を向けていないとこんなメンタルにはなれないと思います。
上司と合わなくて苦痛を感じている若手社員の方、あなたの付き合うべき人はその人だけじゃないです。
転勤の要望を出す。転職を考えてみる。独立の道を探す。
あなたを活かしてくれる人は職場の外にもきっといます。ぜひ外にも目を向けてみてください。

身の周りの人/ものに興味を持つようになった

とてもポジティブな話です。
会社と家の往復の毎日。平日関わる人は会社の人だけ。そんな毎日でしたが、独立が頭に浮かんだ時から、視野がひらけました。

会社の外との人間関係の必要性

会社員マインドの間は職場の人との人間関係がすべてでした。会社の人といい関係を築けていればそれでよかったのです。そのため、逆に会社以外の人に興味が持てない状態でした。しかし独立するとなると、安定した人間関係というのは無くなってしまう恐れがあります。心の安定のための人間関係を、会社以外の場所で作っておかないといけないと思うようになりました。

具体的には

・昔の友達に連絡を取ってみる
・いま仲のいい友達をもっと大切にしてみる
・見知らぬ人との出会いを楽しんでみる
・自分の価値観に共感してくれる人と繋がる

こういうことをやってみるようになりました。

心の安定になりうる人脈をちょっとだけ広くしておく
なるべく「独り」にならない状態を用意しておく

こういったことが重要になってくるんじゃないかと思っています。


そして独立する場合、お仕事は自分で探さないといけません。そうなったとき、「取引先」は身の回りにいる人かもしれません。そういった意味でも、既にある人間関係を残しておくことは大事かなということです。
あと自分の場合、やりたいことが決まっています。農家です。実際の農家の方で尊敬する人、農業に関係する仕事の人や、同じように農家を志している人との連絡を取ったりしています。人脈ってやつですね

いろんな意味で、周りの人たちのことを一層大事にするようになりました。

ビジネスチャンスはどこかという観点

会社にいるうちは、会社の利益になることだけをやります。当たり前ですね。
独立したら、自由にビジネスができるようになります。

ビジネスやったことないですけど、一つだけ思っていることがあります。たぶんですが、ビジネスとは、世の中のいたるところで生まれている「不便」や「不満」を「便利」「満足」に変えることです。

例えば、今トレンドのキャッシュレスは現金の取り扱いにうんざりした世間の不満を解決するビジネス。
メルカリは掘り出し物を売りたい、買いたいというニーズをマッチングさせ、「満足」を提供するビジネス。
どちらも仲介手数料ビジネスです。このように、世間の不満を解決して便利を生み出せたら、そこに収益が発生します。

こういう視点で見ると、このサービスにはどこから収益が来てるのかなとか、
こういう世の中の不満はどうしたら解決するのかな

など、あらゆるものをビジネス的な見方で捉えようとします。経営者的な視点です。

見える世界が広がりますし、いろんなものに興味が湧きます。いつかこの興味が形になる日が来たらいいなと思います。笑


自己啓発に身が入るようになった

農家を目指すにしては、土地の知識も、栽培知識も、経営の知識も、なんにもない状態。知識を付けるしかありません。
勉強が苦手だろうと、自然と「勉強しないと!」という意識が芽生えます。
会社員マインドの時は、受けなさいと言われた資格だけ勉強していればそれでよかったことでしょう。ですが「独立する」と決めた以上、自分から知識を身に付けていく必要があります。この「自分から」になった瞬間、自己啓発に取り組むハードルがガクッと下がります。
本を読んだり、資格を勉強したり。
やっぱり言われてやるのとは全然違うんですね。会社員として使える人材になるためではなく、自分の血肉にしていくための自己啓発ができるようになりました。

独立の志向を持たない方でも、少しだけでも自己啓発してみるといいと思います。
ポイントは「会社の外から見た自分の価値を高める」という意識です。
終身雇用が崩壊すると言われている現代では、一つの会社に勤め続けることは当たり前じゃなくなってきています。もし今の会社で働き続けることができなくなった時、たとえ今の会社で評価が高くても、もしかしたら他の会社ではうまくやっていけないかもしれないです。

この記事では会社の外に目を向けることの必要性を語ってきましたが、転職にせよ、独立にせよ、いざ外に出るってなった時にどれだけ通用するかは、今どれだけ自分を成長させられたかにかかってきます。

おすすめの資格は簿記です!会社員が最初の自己啓発として簿記を学ぶことに大賛成です。しっか勉強すれば1か月で十分受かるレベルなので、難易度的にもちょうどいいバランスです。

この記事を見てくれた人が「自分のための勉強」として、何か少しでも行動を起こしてもらえると嬉しいです。

まとめ:今の会社に固執しないで

独立を意識しだしたことで起こったマインドの変化について書いてみました。
要約すると、会社の人間としてではなく、大きな日本社会を構成する一人として自分を見るようになったよっていうお話でした。
会社でしんどい思いをする理由には、会社にしか目を向けられていないからっていうのがあると思います。
実際にこのような考え方になってから、精神的にもゆとりが生まれるようになりました。
会社で生きることに息苦しく感じている人たちの、何かのヒントになればいいなと思います。

終わります^^

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