まるほしです!!
土壌改良の有機資材を投入後、トラクターを入れて全面混和したところまでが先週でした。
引き続き、今週も新しいクルクマ用ハウスの準備。
畝立て準備 スミサンスイで水撒き

「スミサンスイ」というホースで畑全面に水をかけていきます。ハウス内の土は現状カラカラに乾いていますが、このまま畝立てをしてもサラサラ崩れてしまいます。畑の深くまで浸み込ませて濡らすことで、土を固まらせ、ずっしりと安定した畝を作れる、そんなイメージです。
水をかける時間
去年は同じ場所に1~2時間水をかけたのですが、一気に濡れすぎて、
土表が安定して畝立てできるまで1週間かかってしまいました。
ということで最初に20分ずつかけてみましたが、、
全然足りませんでした
翌日掘ってみたところ、深いところは全然サラサラ。そのくせ思いのほかハウス内の気温が上がり、表面がどんどん乾いていきます。なかなか思うように浸み込んでくれず、数日の間で3回ほど水まきをやり直しました。
結果的に、最初から十分な量を撒いていたほうが効率が良かったと思いました
配管から水がゴボゴボw
農業用水からハウスまではパイプが通っていて、この配管が地上に出た出口にホースを繋げて水まきをしました。
3カ所ほど出口があるのですが、これの地上配管の継ぎ目が中の水圧で外れてゴボゴボあふれてしまうことが何度もありました。
外れるたびにハンマーで打ち付けて修復するのですが、3ヵ所に加えて隣のハウスで噴き出すこともあり、もぐらたたき状態(@_@ ※真剣です
ちゃんと散水するためには一定の水圧が必要なんです。その水圧に耐えるようハンマーで強く叩きすぎると、逆に固くなって後から外せなくなるというジレンマw
自分も濡れるし大変でしたね←
次からはゴボゴボを織り込んで、しっかり叩いてからやろうと思います。
おかげで叩きすぎたパイプの外し方もわかりました 来年はもっとうまくできます・・w
このほかにも、スミサンスイの目が詰まり気味で濡らし方にムラができたり、ハウスの南側だけ隣のハウスの陰で他より乾かなかったりなど、いろいろ問題が起こりました。
来年はもっとうまくやるように準備します
ようやく畝立て(手押しの畝立て機)
畝立て前に、石灰肥料の白い粉でラインを引きます。
この辺は去年と一緒

線に沿って畝立て機を押します。土を掘り起こしながら両側へ跳ね上げ、通ったところ(白線)を畝の通路にしていくというやり方です。

このように、跳ね上げた脇(畝の肩)に土が溜まり、M字型になります。
クラッチワイヤーの張りの調整でブレイクスルー
畝立て機を始めた直後に問題が生じました。
ロータリーが回らない!
原因は、クラッチレバーのワイヤーが緩んで、レバーの動きと連動しきれていないことでした。
ロータリー側とワイヤーの接続部を指でカチッとやれば動くのですが、
畝の切り返しのたびにかがんでロータリーを触るのは腰に優しくないです
1時間くらい試行錯誤してワイヤーの締まりを調整し、なんとか連動を取り戻しました。
この問題で気付いたことは、
機械の構造をよく見たら、ちゃんと外から見える部分に不具合があったことです。
最初はロータリーが動かない原因がどこにあるのかさっぱりわからなかったのですが、不具合が出た時にこそしっかり機械を観察する目を持たないといけないことを学びました。
機械は完了!仕上げは手作業
そんなこんなで無事に機械作業も終了。
最後はトンボとくわで畝を整地していきます。
M字に盛り上がった土を均してかまぼこ型の畝の形を作っていきます。最後に石を拾ったら完成!
まとめ

去年と同じ形で畝立てが完了です。
しっかりまっすぐ、深くて均一な畝が立てられて 達成感。
作土も深くて本当にいい畑です。
一方、散水のムラが影響し、一部土がサラサラと崩れた部分がありました。
多くの反省点に直面したので、すべて来年に活かしていきます。
10日前までサラ地だったハウス内が、これでもう植え付けできますっ!
と、言いたいところですが、今回はここから土壌消毒もしていきます。なので植え付けは少なくともあと1か月後。
来月には植え付けたいので、急いで土壌消毒に取り掛かります。
今週はここまで!
また!!!



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