23歳会社員が農家を志した経緯

ホオズキ かわいい 就農の軌跡

こんちゃ~、まるほしです!

ブログ更新、2回目です。

前回の記事であまりにも唐突に「農家になる」と出てきて、見てくださった方は???ってなったと思います。

そこについて触れていきます。


祖父が農家をしていた

元々のきっかけです。
家から車で2時間くらいのところに祖父の家がありました。
祖父はすでに他界していますが、子どものころには耕耘(畑をたがやす作業)や収穫、出荷作業などを一緒にしてとても楽しかった記憶があります。

大豆が部屋一面に干されているのを不思議に眺めたり、ホオズキの膨らんでるのを潰してみたり。

おかげで土いじりや植物が好きな大人に育ちましたし、大学の進路もその道を選びました。

祖父のことが大好きでしたし、今でも尊敬しています。

とそんな感じで、昔から農業はほどよく身近にあり、憧れていたものの1つでした。



余談ですが祖父が生前務めていた勤務先と同じところに就職もしています。
僕の仕事についてはまた今度←


敷かれたレールの上を歩く人生

高校選びから、大学、社会人。


「とくに行きたい高校決まらなかったし、とりあえずみんなが選んでる近いとこ通おう」

「みんな大学行くらしいし僕も大学行くのかな?(ヒト事)」

「インターンに就活。みんなやってるから僕もやらないと」


その時その時でやりたいことをしていた僕は、夢なんかもなくただ周りに合わせる日々。
自分で意思決定する力があまりにも欠落していました。

そんなこんなで就いたお仕事は、とてもとても安定していると言われている会社。
別にそれ自体は何も悪くないですが、会社員以外の選択肢を気にもしない僕は
このまま定年まで上からの「お給料」をいただいて生活するんだという、強い固定観念の中で生活していました。

ただ、祖父のように農業がしたいという思いは学生のころからありました。
しかし、「農業は稼げないしかっこいい仕事じゃない」と決めつけ、
「今じゃない」「たぶん人生のどこかで」 と、見向きもしませんでした。

農業でも稼げるのか?と気づいたきっかけ

ネットで見つけた一言

ここからは今年に入ってからの、ごく最近の出来事です。

農業に関する仕事に就いたため日常的に農業を意識するものの、あくまで心はサラリーマンでした。会社員としてどうスキルアップするか、どうしたらお給料が上がるのか、頭には相変わらずそればっかりでした。

そんな中ある日、ネットを見ているところでとある情報を耳にしたわけです。

「農業でも稼いでる人はいる」

これの発信者からすると恐らく、本当に何気ない一言だったと思うのですが
僕はこの一言を強く意識させられました。

「僕って農家になりたいと思ってたっけ・・?」

と、ふと思い出します。


農業は稼げないと決めつけていた自分には、考えれば考えるほど、違和感。



「農業で稼げるならそれを仕事にしてもいいんじゃない?」

こういったことを薄々感じ始めました。

若い農家さんとの出会い

ちょうどそのころ、会社としてお取引をしている30~40歳の若い農家さんと関わる機会がありました。
取引先にはそういった方々は少数派で、60歳以上の方とのお取引が大半でした。
そのため、若い方は家の農業のお手伝いをされているのだと思っていました。(本当に失礼な話ですm(__)m)

しかしそうではないということに気付きます。

そして、その方々にお子さんがいることも知ります。

「目の前にいるこの人たちが、農業で『稼いでいる』人たちじゃないか・・・!」


また1つ新しい発見になります。


同い年の友人が、会社を辞めて農業していた


またその頃、学生の頃の友人が知り合いの畑を借りて農業をしているという話を聞きました。
実家に戻り、アルバイトに復帰していて無収入ではないそうですが、気楽で楽しそうにしている様子です。



会社員でいることに無意識のうちに強くこだわっていた僕には、それが衝撃的でなりませんでした。

そして、農家として「稼いでいく」にはまず会社から抜け出し、一人になる必要があることに初めて気が付きました。

会社員という安定に依存していては成しえないことなんだと、そう考えだしました。


会社を辞めて農業をする。
個人事業主として農業経営で飯を食う。


ここにきてようやく、この発想が生まれました。

まとめ


固定観念に縛られるというのはとても厄介だということをずっしりと感じています。
同時に、そこから解放された今、なんだか新鮮でスッキリしたような感覚です。

ちなみに、上の発想が出たのは2月25日(金) まだ2週間も経っていませんね(笑)

18年間もの学生時代を終え、人生は生きるためのお金を自分で働いて稼ぐフェーズに入りました。
どんな稼ぎ方をするにせよ、「天職」と思える仕事に就けたら幸せだなと思っています。

もちろん農家として生きていくなら、会社員では直面することのない
”しんどいこと” にぶつかる時は絶対にあると思っています。
ただ、それでも今は農業の仕事にとことん挑戦したいなって思っているカンジでございますね。

もちろん新卒で入った今の会社が天職ならこういった仕事に惹かれることもなかったでしょう。
会社への依存から抜け出したい理由は別の記事に残します。



これまでの決定を他人に委ねてきた分、これからは自分の意志で挑戦していきたいなと

そう感じています。



今回はこれで終わりにします。長くなっちゃった。

それでは、また!





P.S. サムネイル画像に幼き頃の僕が潰していたホオズキを使ってみました。ぷっくりしててカワイイです笑

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